日本の古来よりの文化に色は重要な要素として厳然と存在しています。風景、動植物、食物、衣類(染物等)、鉱物(宝石、金属等)などから連想され、 伝統となった色は系統的に整理されたもので千数百にも上る。その中から厳選して300色を集めたものがこの「DIC日本の伝統色カラーガイド」です。
● 民族の伝統は、暮し向きの違い、水の色、空気の色、季節の違い、動植物の違い、建造物の違い、太陽の光の強さや色の違い、瞳の色の違い、発見や発明の違 い、性格の違い等様々な要素が歴史と複雑に絡み合って日本民族らしい色合いというものができてきたのでしょう。姉妹品の「フランスの伝統色」、「中国の伝 統色」についても同じ理由でそれぞれの違った独特の色合いを感じていただきたい。
●各色ごとにミシン目で切り取れるカラーチップ8枚と色の情報(色番号、基本インキ配合比、色名、系統色名、色の由来)が記してあります。系統色名は(財)日本色彩研究所が定めた「系統色名分類方法」に基づいたものです。
●チップは色指定紙、指示書等に貼り付け添付してご使用することにより正確な色指定ができます。
●世界にも類を見ない正確な色再現がされた色見本用のチップです。
●各冊子は右上部をビス止めしてあり、そこを支点に扇状に開くようになっていて視覚的な色の検索性に優れています。
●ページ順はDICナンバー順になっていて、
●ページ順はDICナンバー順になっていて、N-701〜N-1000まで300色のカラーガイドです。
●巻頭に色番号順の「色名一覧表」とあいうえお順の「索引」がついています。 |