PANTONEゴーカラーナンバーはPANTONEマッチングシステ ムのカラーナンバーと区別するために、新しいナンバリング 方式を使いました。全てのカラーは165種類のカラーファミ リーから成り、個々のカラーナンバーは3つのパートからでき ています。
たとえば、PANTONE 5-4-1 Cというカ ラーナンバーは、
- 一番左の数字「5」はカラーファミ リーのナンバーです。合計で1から 165までありますが、この場合は5番 目のカラーファミリーに属していることがわかります。
- 真ん中の数字「4」はカラーファミ リーの中のページナンバーです。カ ラーファミリーにもよりますが、1 ページから最大5ページまであります。
- 右の数字「1」はそれぞれのページ の上から何番目の色かを示すナンバー です。7色ありますので一番上が1で 一番下が7になります。
- 一番右の「C」はコート紙(Coated) のCです。
カラー範囲の拡大
PANTONEGoeSystemにはPANTONEマッチングシステムに収められている約40%のカラーも含まれておりますが、シス テムカラーを構成するインキミキシングベースが異なります ので、これら40%のカラーにはGoeSystemに基づいたカ ラーナンバーがつけられています。このような広範囲なカ ラーグルーピング、各カラーにつけられたRGB値により、ク ロスメディアワークに更なる可能性をもたらします。
デザインソフトプログラム内でカラーが一度特定されれると、 それはRIP(ラスターイメージプロセッサー)、あるいはドラ イバーを通って印刷のために出力されます。特色を使う場合 のプルーフ出力ディバイスは、インクジェット、あるいは通 常の印刷機と異なる色再現領域をもつトナーベースの印刷シ ステムを使ってカラーシミュレーションを行います。もしくはディジタル印刷ディバイスを使う場合もあります。
これらのカラーマネジメントされたワークフローにおける ニーズに対応するため、PANTONEGoeSystemは業界標準の L*a*b*カラーデータを使用しました。これにより、ソフト ウェアや出力ディバイスにICCプロファイルやカ ラーマネージメントワークフローを含む精巧な ディジタルカラーツールを使い、最もすぐれた特色のカラーシミュレーションを行うことが可能になります。
PANTONE GoeSystem導入白書
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