仕事にDTPが欠かせない今だからこそ、組版知識・技術への注目度が高まっています。 様々な試行錯誤を経て確立されてきた「美しく、読みやすい」日本語の印刷物を作るための基本的な定則を、デジタル時代へ受け渡すための文字組版ガイドブック。 DTPで「美しく、読みやすい」印刷物を作るためにデザイナー、DTPオペレーター必携の書。 編者序 序章 第1章 組版の基本 1.長方形のすがた 長方形の幾何学[1]??√2長方形 長方形の幾何学[2]??黄金長方形 2.判型と版面 3.行と行間(和文) 4.行と行間(欧文) 第2章 文字の諸問題
第3章 組版要素 1.用紙規格 2.判型と版面 3.版面比 4.文字(和文) 5.文字変形・つめ組み 6.行長と行間
第4章 和文組版の定則 1.記号類 2.禁則と禁則処理 3.ルビ 4.柱・ノンブル・カットネーム 5.見出し 6.注釈の形式 7.字どり組み 8.和欧混在 9.数式・化学式 第5章 欧文組版 1.文字属性と書体 2.回避事項・禁止事項 3.行揃え 4.ハイフネーション(1) 5.ハイフネーション(2) 6.カーニング 7.字並びの調整 [付]レイアウトの基底 [付2]組版の単位 藤野 薫(ふじの・かおる) 1935年大阪市生れ。 1959年大阪外国語大学フランス語学科卒。 (印刷関連著作)「コンピューターと文字組版」(1986) (訳)F.ロマーノ「絵で見る欧文組版」(1988)、M.リンブルク「コンピューター・トゥ・プレート技術の要点(GATF)」(1995) (編)「印刷組版・DTP用語辞典」(1989)、「現代の湿し水」(1990など。 ほかに音楽関連図書の翻訳多数。 (株)ミチヤ取締役会長 |