あのクリエイターが自筆でまとめた「本」との対話集
クリエイターは、思い入れのある「本」とどういった関係を築いているのでしょう?
『本との話』は、過去の連載記事を再編集し、一冊にまとめた書籍。
自筆のスタイルで展開される構成によって、登場される方それぞれの
「本」との対話方法が、距離感や息遣いとともに見えてきます。
デザイナーをはじめ、クリエイティブする方にとって「本」とは
どういったポジションにあるものなのでしょう?
しっかりとした思い入れのある「本」、何かのきっかけになった「本」、
そのもの自体との対話の仕方で関係も異なるものになります。
書籍『本との話』は、過去展開した連載記事を再編集し、一冊にまとめることで、
自筆のスタイルによるクリエイター一人ひとりの
「本」との対話方法が見えてきます。
日常大切にしているクリエイティブの価値が、
この方々の言葉を通じて学びとして受け止められます。
また、月刊本誌で過去の特集記事で展開してきた「本」に関する
企画から、「我々には『本』がある」と「装幀の生まれる場所」も収録。
この「本」を通じ、あなたの「本」との対話方法を考えてみてください。
CONTENTS
本との話
PART.1 |
青木克憲 | ビジョナリーカンパニー |
秋田 寛 | TOKYO ACCESS |
秋山具義 | 生き方がうまくなる本 |
浅葉克己 | 対訳 五輪書 |
有山達也 | HEAVEN |
安西水丸 | イヌイットの壁かけ |
伊藤桂司 | ヴィジョンズ 光の黙示録 |
大塚いちお | Sudden Fiction .超短編小説70 より「再会」 |
大橋 歩 | 日本の料理 |
勝井三雄 | 「いき」の構造 |
PART.2 |
工藤青石 | Light Navigation |
工藤強勝 | 絵草紙 うろつき夜太 |
桑原茂夫 | 聚珍. 圖説=近世・近代日本〈文字.印刷〉文化史 |
佐藤直樹 | 意匠文字 |
新谷雅弘 | Kiosken pa torvet |
杉浦康平 | 〈わたし〉とは何だろう |
戸田ツトム | グラウンド・ゼロと現代建築 |
長崎訓子 | 考える練習をしよう |
中島英樹 | 紫嫣紅開遍─良辰美景仙鳳鳴 |
苧ヌ多平吉 | YOKO ONO / OBLIQUE STRATEGIES |
PART.3 |
平野甲賀 | 原住民の歌 |
福田繁雄 | インテリジェント・アイ 見ることの科学 |
藤本やすし | ポロポロ |
松田行正 | 書物について その形而下学と形而上学 |
水野 学 | サハラに死す 上温湯隆の一生 |
ミルキィ・イソベ | 余白に書く |
村井康司 | 眞神 三橋敏雄句集 |
本山賢司 | THE PEERLESS EYE |
山口至剛 | Jazz.Henri Matisse |
渡邉良重 | みみをすます |
Book Store Guide
#1 |
hacknet |
Utrecht |
#2 |
limArt |
PROGETTO |
#3 |
SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS |
BOOK 246 |
我々には「本」がある
尾原史和/古平正義/セキユリヲ
名久井直子/細山田光宣/町口 覚
装幀の生まれる場所
文藝春秋デザイン部/新潮社装幀部 |