印刷物にメタリックの輝きを加える事で、エレガントで洗練されたイメージを与えます。それは一般的なゴールドやシル バーといった色に限定する必要はありません。メタリックフォーミュラガイドはゴールドやシルバーのインキを異なるパントンベーシックカラーと混ぜ合わせる 事でできる301色のメタリックカラーをデザイナーに供給するものです。
ページ説明
テクニカルノート
▼ブレンド
メタリックインキを従来の印刷インキと混合するときは注意が必要です。最適な結果を得るためには、印刷の直前にこれらのインキを混合してください。
正しい結果を得るには、均一に混合したものを使用することが重要です。
▼印刷
メタリックカラーは従来の印刷インキよりも不透明度が高くなっています。刷り順を変えてみて最適な結果を得るようにしてください。場合によっては、トラッピング問題を避けるためにメタリックインキをノックアウト(色抜き)する必要があります。
小さな印刷領域とハーフトーンの場合は、印刷領域の外側に色パッチが必要になる場合があります。
ベタ塗り領域とハーフトーンを同じシート上に印刷する場合は、最適な強度と解像度を得るために、それらを別々に印刷することをお勧めします。
▼コーティング
メタリックカラーの場合は、各種のコーティングを施して耐久性を増すことがよく行われます。どのようなコーティングの場合でも、その使用効果を確認するためにあらかじめテストしてください。使用するコーティングのタイプによっては、メタリック印刷の光沢に影響します。
▼用紙
最良の結果を得るために、上質コート紙をお勧めします。保持性のよくない用紙を使用した場合は、色、光沢、メタリックのつやが失われることがあります。
▼色の変化要因
次のような変化要因によって、作業の最終的な結果に影響が出る可能性があります。
- 期限切れの色見本帳の使用
- 使用する印刷プロセス
- インキの膜厚(濃度)
- 印刷用紙のレイアウト/印刷機上の色の管理
- 用紙の吸収性、質、表面組成などの違い
- インキの混合の正確さ
- 観察条件
- インキと水のバランス
- 印刷機の状態
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